2020年。そして令和2年。あけましておめでとうございます。
私事ではありますが、昨年末、婚約させていただきまして、今年は変化の年になりそうなことと、これから2人で歩んでいく上で、細かい色々なことを忘れないように、ちょっとずつ、綴って行こうと思いますので、もしご覧になられる方がいられましたら、お付き合いお願いいたします。
大阪から車で2〜3時間。高速を飛ばして行きました。初詣したのは1月5日。6日から仕事始めの人も多く最後の日曜日だったので、混んでるか空いてるか予測不能。前日までは混んで混んで仕方がない…!みたいなツイートなどを散見。まあ混んで無理だったら別の手段を考えましょうということで向かいました。
天理辺りで一旦渋滞に巻き込まれたものの、なんとかお昼過ぎに到着。というか日曜日、正解かも。昨日までのツイートたちが嘘のようにスイスイ進みました。しかし朝ごはんにサンドイッチを食べたものの、腹が、減った……(孤独のグルメの五郎さん風)。
というわけで、お目当ての『豚捨』へ。
✑ 豚を捨てたくなるほど美味い牛丼
いや、わたしは豚肉、好きですよ?けれどその好きを上回るほど味付けも肉感もたまらない牛丼をいただけるのが、ここ、『豚捨』なのである。
伊勢神宮には外宮、内宮があり、豚捨の店舗もどちらにもあります(外宮のお店にはハンバーグとかあったような気がする)。今回は、おかげ横丁の店舗に行きました。
ちょうど昼過ぎに着いたおかげで、おはらい町は人がいっぱいで身動きがほぼ取れず、おかげ横丁もものすごい人。うわー、さすがの赤福。赤福ぜんざい(夏は赤福氷)を食べられるお店も混んでるけどその向かい側の赤福を食べられるお店ですら、「最後尾はこちら!」みたいなプレートを掲げるおじさんが。
そんな赤福を横目におかげ横丁をグイグイ進むと、豚捨があるであろう場所の入口のところにも長蛇の列。うわーーーー…終わった。これお昼ご飯食べるのに2時間くらい待たなあかんやつや…とテンションが下がるものの、とりあえず店舗の入り口まで行ってみようと思ったら、そこにはコロッケが売ってました。
コロッケかーーーい!!!笑
え、みんな牛丼食べないの?いいの?と思いつつ、店内利用の入り口側へ進むと誰も並んでませんでした。
え?逆に怖いな??
待ってる人多すぎて逆にここで待ってない説ある?など不安を抱えつつ、引き戸を開けて、名前を記入しに。なんと驚くことに私たちの前に待ってるのは2組。もっと待ってると思ったので拍子抜け。
ちなみに牛丼とすき焼きでフロアが違うようで、それぞれ順番を待つ紙がちがいました。
迷わず牛丼のフロアに名前を書きましたが、牛丼と牛鍋で選べるよう。うーーん悩む。どっちがいい?どっちにする?と聞くと、彼は「え、牛丼で¥1000?!松屋3杯食えるやん!」と。
いや、そこかい!!!
いやいやお兄さん、食べたら分かります。そんじょそこらの牛丼と訳違うんで。となだめて、2人とも牛丼にすることに(最初の写真でバレバレやで)。
2組待ってたのに、10分も経たないうちに案内されました。いやよかったんだけど、こんなつもりじゃなかった。笑
注文し、これまた10分も経たないうちに、食事が運ばれてきました。はやーーー。ミートサラダもついでに注文しました。
キラキラしているーーー。こんな色の濃さ、どうやって生み出してるんだろう、やっぱり長年注ぎ足して使ってる秘伝のタレとかあるのだろうか。色は濃いのに味は思ったよりも濃くなく、甘さもしっかりあり、どんどんお箸が進みます。
こちらがミートサラダ。小さいサイズの方です。こちらも甘辛く焼かれたお肉が千切りキャベツの上にたんまり乗った食べ応えのあるサラダです。おはらい町、おかげ横丁で食べ歩く人は頼まない方がいいです。もうお腹いーーーーっぱいになります。ちょっと酸味のあるドレッシングに、また箸が進みます。
満腹カップルが次に向かったのは、やっとお目当ての、初詣(忘れてました)。まずは外宮から、というネットの情報より、「内宮だけでもよくない?今のところから近いし」という気持ちを押しのけて、バスに乗って向かいます。片道¥400ほどでシャトルバスがあり、だいたい15分〜20分程度で着きます。
本当に花より団子さが顕著に出てしまったのですが、伊勢神宮への初詣、食べ物以外の写真がございません。唯一の写真が「眩しいね〜天気いいねぇ〜!」のこちらの写真のみ。
サクッと(ちゃんとしろ)外宮の初詣を終え、内宮へ。内宮でももちろん写真はありませんとも。バチ当たりなカップルは後半結構歩くので、飽きてきてスナチャ取りながらわちゃわちゃしました。いや神社出てからやれ。
一通り歩いたので、「お腹入るね?(※お腹空いてきたという概念ではなくあくまでもキャパの問題です)」ということで、
✑ お久しぶりです、赤福ぜんざい
さすがに2人で一つ(笑)食べたかった〜〜〜!赤福は大阪の百貨店に入ってることは多いけど、これはここらへんでしか食べられないやつや〜〜!ちなみに夏は赤福氷になって、かき氷の中に赤福が入っています。
久しぶりに食べたけど、やっぱり赤福をぜんざいにした味(語彙力のなさ)。甘すぎなくて、お腹いっぱいの私たちに優しい…!気持ち、添えてくれている塩昆布と梅干がとてもいい仕事をしてくれます。
ちなみに彼は梅干が嫌いなので、なんの遠慮もなしに塩昆布全部さらっていきました。いいけどさ!いいけど!
注文の際に「何人様ですか?」って聞かれて、「2名です」って答えたら、赤福ぜんざいは一つなのに、お茶は二つ付いてきました。ホスピタリティ。
「ふう〜〜美味しかった〜」となり、お土産買いに行こうかなんて言っていたら、おかげ横丁には誘惑がたくさんあるのです。松阪牛の串焼きだったり、唐揚げだったり、貝焼きだったり。えーーー食べたいけどお腹がーーーーと思っていたけど、いや待て、
汁物なら食べられないことはないぞ?
と気付いてしまったわたしたち。そうです、赤福を出てすぐ、おかげ横丁に入ってすぐのところの屋台で、伊勢海老のお味噌汁が売っていたのです。
お口直しの味噌汁。伊勢海老の出汁もしっかり出てましたが、あおさやとろろ昆布もたっぷり。海老好き、あおさ好きの彼は大喜び。いやそんな喜ぶ?いうくらい喜んではりました。
普段赤出汁でお味噌汁を作らないわたしも(あまり好きではない)伊勢海老のお出汁に誘惑されて飲みましたが、実に美味い。というか赤福ぜんざいの後に塩気ってもうそれだけで美味いのに、さらにあなた、伊勢海老だなんて、贅沢な。
こういう美味しいものを食べている時に出てくるのが最後の一口、どっちが食べるか問題。特に彼は(わたしもそうだけど)美味しいものは手放さないタイプ。今回も例外なしに、彼がある程度食べた後に「じゃあ最後わたし食べるね〜」と伝えて、食べ始めるも、
え、横からとてつもなく視線感じるんですけど…?
いやあなたさっき「うん」言うたやん?言うたのにそれ?というわけで「じゃあ最後いいよ」って渡すと「いいの?!」と喜びまるで犬のように器にかぶりつく勢いで飲み干す。いやだったら最初から言えーーー!笑
というわけで、はじめましての方も、昨年から仲良くさせていただいていた方も、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
【 完 】